VI-BLOG’s blog

美容業界向けお役立ち「VI BLOG」

エステ業界で革命を起こすかもしれない新たな人材

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おはようございます!fbiです。
わたしはゴリゴリの男性ですが、マッチョではありません。

 

例えば、世の男性を「普通の男性」と「ぽっちゃり系の男性」に2分するとしたら、ギリギリ「ぽっちゃり系」に入ってしまう側の男性です。

 

 

ってなんの話だ(笑)

 


さて、エステといえば女性ニーズが強いサービスであるとイメージ付けされていますよね?

 

美容室は、男女におけるニーズの差はさほど感じませんが、エステと同様にネイルサロンも女性ニーズが強いサービスになっている気がします。


特にエステでは、お客さまの身体に触れる施術が多いため、サービス提供者である施術者も同性の女性が担うことがほとんどです。


しかし昨今、この“業界の常識”に新たな概念が生まれようとしています。

 

 

 

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男性が施術する新たなサービスの概念


肌の手入れやリンパマッサージ、痩身など、美しくなるための施術をする、エステティシャン。


ここ最近、男性施術者のプロフェッショナル化が目立つようになりました。


すっぴんも、素肌もさらすエステ。女性の客にとって、男性エステティシャンは抵抗があるのでは? そんな予想に反して、いま男性エステティシャンが人気を集めているといいます。


男性エステティシャンが増加した背景は、エステティシャン養成校が男性を受け入れるようになったこと、もう1つは、男性の美容意識が高まったことがあげられます。


確かに、欧州でも男性エステティシャンは多く、世界でみると“男性エステティシャン”は決して特別な存在ではありません。

 

日本では、2008年のリーマンショックにより大手のエステティックチェーンや養成学校が相次いで経営破綻。養成校はかつて、生徒が互いに練習台になることから、男性の受け入れを認めていなかったが、受講生が減り、男性にも門戸を開くようになりました。


さらに、追い打ちをかけるように顧客獲得のための値引き合戦が広まり、業界の大多数を占める個人経営店舗が大量閉店に見舞われてしまいました。


さらに負のスパイラルは止まらず、価格破壊により女性のエステティシャンにとっては労働時間や体力面など、ハードになり、女性の業界離れが進む結果となりました。

 

ここ数年は景気も回復基調でエステ需要も高まりましたが、サロンは人材不足。そこに、かつてはまれだった男性エステティシャンの姿が目立つようになったのです。


女性エステの落ち込みとは裏腹に、男性の美容意識が高まることで世の中に男性向けエステサロンも増えた。


すると『エステティシャンの仕事も面白そう』と思う男性が出てきたことで不思議な歯車は回り始めました。


10年前だったら、そういう人も学ぶ機会がなかったかもしれないが、しかし今は学校もあり、プロを目指すことができるのです。

 

とわいえ、当たり前ですが女性のエステティシャンの層は厚く、技術のレベルも相当高く、加えて男性エステティシャンはサロンへの就職がまだ狭き門であることも事実ですので、現時点では女性の比重が圧倒的に高いものとなっています。


中には、『女性ホルモンが活性化される』という謳い文句にして男性エステティシャンを売り出すサロンもありますが、これでは本来の役割とは大きく意味を異なり誤解を受けてしまいます。

 

 

 

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女性とは違うコミュニケーション力


エステサロンを訪れる女性にとって、男性に期待しているのは、あたりまえですが「性的なサービス」ではありません。


わざわざ少数派として美容業界で働く男性に求められているのは、オタク気質の深い専門知識であり、男性ならではの視点やマニアックさを、アドバイスにしのばせることで、さまざまなニーズに対応できることを強みにしているケースが多いのです。

 

たとえば、どう見ても細身なのにさらに「やせたい」という女性に対して、「モデル体型になりたい」という本人の意向も酌みつつ、「男性から見ると、魅力的な体形はこうですよ」と男女の視点のバランスをとることができます。

 

さらに、「やせなくとも、引き締まってみせる方法もありますよ」と、食事、エクササイズ、肌の手入れ法などを紹介するなど、ややマニアックなほどに深く知識を蓄え、対応できる範囲を広げたりもできます。


しかし男性の場合、生理、ホルモン、むくみ、冷えといった女性特有の体の仕組みなど、学ぶことは女性より多いのも事実です。

 

女性の職場環境で厳しいことを言われたり、女性のお客様からのときに気まぐれな反応に傷ついたり、3カ月ぐらいで『こんなはずではなかった』と辞める人がいるほどハードルの高い環境だともいえます。


それを乗り越えた男性エステティシャンは、コツコツと技術やコミュニケーション力を高め、プロ中のプロとして仕上がっていくケースもあるそうです。

 


清潔感があり、中性的なやわらかい雰囲気を持つ男性エステティシャン。

 

エステティシャンの真のやりがいは、お客様と二人三脚で、体質を改善し、生活の質を向上させるサポートをしていくことです。

 
それでもまだ、女性のお客様の半分以上が男性エステティシャンはイヤと抵抗されますが、そこをあえて『1度受けてみて』と勧めると、1度経験したお客さまからの男性NGはほぼなく、リピーターになる方も多いといいます。

男性エステティシャンならではの技術や人間力を磨くたゆまぬ努力が、人気の秘密なのかもしれませんね。

 


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